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【横領110番】経理スタッフへの事情聴取をどのように進めれば良いのか

不正の事情聴取はタイミングが重要です!
絶対にしてはいけないのは、証拠確定が不十分な段階で、事情聴取を行うことです。
なぜなら、経理スタッフが証拠隠滅をして突然退職したり、出社しなくなるなど、調査において企業が不利になる可能性があるためです。

① 事情聴取の前に準備しておくべきこと

・横領証拠の特定(金額と期間)を行う
・経理周りの書類やデータへのアクセスブロック(もしくは複製保管)を行う
・経理スタッフの解雇後の、経理運営体制の判断(業務の棚卸しおよび代役人員の手配、もしくは外注先の選定)
・解雇後の、示談、裁判などの方向性の判断
・横領事実の社内周知のタイミングや進め方の判断

少なくとも、上記項目の準備してから、事情聴取を行ってください。
経理スタッフに分からないように、調査を進める必要があるため弊社でお手伝いする場合は、早朝や深夜、土日などに調査を行うことが多いです。

② 経理スタッフへの事情聴取!

事情聴取では従業員の発言は全て録音してください。
記録に残しておくことで、後々、主張の要点の整理や発言の矛盾点の発見などに役立ちます。
また感情的なやりとりにならないように、2名以上で聞き取りを行うようにしてください。
横領した金員をいつ返すかや、返済のスケジュールを立てることよりも横領の事実と金額を認めさせて、証拠を取得することをまずは最優先してください。

③ 事情聴取で質問すべき事項

・横領をした事実を認めるか
・認める場合、横領した時期や金額、何に使ったか
・謝罪や反省の意思はあるか、弁償する気はあるか
・横領に使った書類などが現存しているか
・横領に協力した人物がいるか
・クライアントや他の社員などへ迷惑をかけていないか

もし、本人が横領を認めない場合には、本人の回答内容を記録した議事録を作成し署名捺印をさせてください。後々の裁判で必要になるケースがあります。

横領事件を専門で担当している弁護士や探偵は少なくて、横領案件は過去に1~2件しか対応したことがないなんて方も多いのが実情です。
横領110番では、横領分野に精通した各分野のパートナーと連携し迅速な課題解決をお手伝いいたします。

我々は、必ずしも横領の事実特定をすることや、訴訟に勝つことだけがゴールではないと考えます。
経理スタッフ解雇後も、社長や社員の皆さんが安心して事業継続をしていける体制構をすることこそが我々の役割だと考えています。

貴社のお力になれそうなことがありましたら、お問い合わせください。